言語化力とアウトプット

自分の思考を言語化、一般化する能力が非常に重要だと感じた話。


先日、会社でプレゼンをする機会があった。

そのプレゼンの内容は、普段の自分の思考や、行動指針を伝えるような内容であったのだけれども、資料に思考を落とし込み、全体の構成を整えるのにかなり難儀させられた。

普段、同僚と似たようなテーマで会話する時には、言葉に詰まったり、全く伝えることが出来ないなんてことは殆どなく、割とスラスラ話が出来るので、これだけ苦労するのは正直予想外だった。

反省する中で、まつもとりーさんのエントリで、知識の一般化について言及されていたことを思い出した。

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このエントリを読んだ当時は「確かにそれって大事だよね〜」と、自分が出来ていないことを分かっていながら、どこかでまだ自分には必要ないだとか思っていたのかもしれない。


今回の件で、自分には思考の言語化力と、アウトプットの量がまだまだ足りていないなと感じたので、今後はそれらを強化するべく、思考をなるべく言語化してアウトプットすることを心がけようと思う。

どれだけ良い考えを持っていても、それを伝えることが出来なければ、それ以上の広がりは生まれない。アウトプットすることによって、洗練され、拡散され、新しい考えへ連なっていく。


幸い、世の中は情報が多く、アウトプットが得意な方々が書いた文章やスライドには比較的楽にアクセスが出来る。 まつもとりーさんが言うように、Web+DB PRESSSoftware Designのような技術雑誌も非常に参考になるし、結城浩さんの書く文章は非常に分かりやすい上にとても面白い。 そういった人達のアウトプットを見て、自分のアウトプットの質の向上につなげていきたい。